BLOGスタッフブログ

弊社が加盟している全国古民家再生協会の2019年度北信越地区会員大会が今年は福井県で開催されました。

北信越地区は各県順番に開催会場を移しており、今年は福井県は熊川宿。

この熊川宿は鯖街道で有名な観光名所。初めて行きましたが、とても素晴らしいスポットですね。

まずは会議ですが、各県の支部長が集結し、今年の活動状況やこれからの地域に対する取り組みなど一同会して発表がありました。

会議後は熊川塾を散策。地元住民のボランティアの方よりご案内頂き、この道や建物の歴史について教わりました。

水路には山芋洗いの為の装置？が。この中に山芋を入れて皮をむくそうですが、長時間入れておくと実が削れてなくなるとのこと。

整然と建ち並ぶ街道沿いの古民家は、国の助成を貰いながら修繕を行ってきたそうです。

この鯖街道は福井から京都をつなぐ重要な道で、サバを運んだことは有名です。

この道を数えきれないほどの人々が歩いて都まで行ったその風景・・・想像がつきません。

隣家との距離はほとんどなく町家スタイルの造りで、袖うだつがあり、火事対策が施されておりました。

板張りと漆喰ぬり、そしてベンガラ塗りの外観は、通りの統一性があり美しい風景をつくっておりました。

また行ってみたい場所ですが、今度はこの通りを通って京都まで抜けてみたいですね。

ところで、鯖街道と言えばサバ。肉厚のサバ寿司・・・ホンマモンはやばいです。