こんにちは!清新ハウス田中です。
コロナウイルスの感染拡大の影響で、国内消費の約8割を国産が占めるバターが品薄になっているのをご存知ですか?
Jミルク(東京)の調査では、4月下旬の家庭バター需要量は平年比60%増だったとの事です。
緊急事態宣言が全国に出されて外出自粛や学校休校が続き、家庭でのお菓子やパン作りで需要が増えたとみられるという。テレビ番組で「バターが免疫力を上げる可能性がある」と放映したこともあり売れ行きに拍車が掛かったとの事です。
なくなる前に買うことは必要かもしれませんが、必要以上に買う事の無いようにしましょう。
新潟市秋葉区山谷町の家の基礎工事が完了しました。
今日はこの施工写真の流れに合わせ、コンクリート施工の流れをおさらいしたいと思います。
まずは遣り方を行います。
丁張り・水盛りなんて呼ばれ方もします。
基礎の仕上がりの外側に打った杭を水平に板を取り付けてその間に水糸を張ります。
水糸が基礎の中心になります。これで建物の配置と精度が決まるともいわれてます。
次に基礎の立ち上がり部分を堀削します。その後、基礎の土台の通りに木枠で型を作ります。
型枠の中に砕石(さいせき)と呼ばれる砂利を敷き詰めて機械で転圧します。
基礎配筋を施工し、ベースのコンクリートを打設して行きます。
ベースが固まったところで、立上り部分の型枠を組んでいきます。
型枠が組み終わると、立上りのコンクリートを打設します。
養生期間を経て型枠を外していきます。
ようやく基礎としての姿が見えてきました。
その後、掘削時に取り出した土の戻し作業、砂利敷きを行い、機械で転圧していきます。
最終的に必要箇所に断熱材や配筋を入れて、防湿シート施工後に仕上げとなる防湿コンクリートを打っていきます。
この後養生期間を経て基礎工事が完了となります。(もちろんレベルや品質チェックも行います)
基礎の工程の中で、良く出る質問なのですが、「コンクリートの養生期間中などに雨が降ることは問題ないのか?」と聞かれることが多々あります。確かに気になる点ですね。
答えは問題ありません。ですが問題あるタイミングも有ります。
それは打設時の雨です。
コンクリートは求められる強度を必ず出すためにセメントと水の割合を計算して配合しています。
その為、コンクリートが硬化を始める前に水が足されるとその割合が崩れてしまうので、求めてい強度が出ない場合があります。
しかし、コンクリート1㎥に配合される水の量は、150~200ℓ(リットル)と意外にも大量で少々の雨では影響が出ない事の方が多いと思われます。
基礎の知識は建築にとって非常に重要です。
今後もこの新潟市秋葉区山谷町の家を通して建築の内容をお伝えしていきます。