こんにちは清新ハウス田中です。
新潟県内を走った列車の歴史を振り返る特別展「新潟の特急・急行」が新潟市秋葉区の新津鉄道資料館で開かれています。
雪の中を走行する特急の写真や当時の時刻表などが並び、訪れた人は懐かしさを感じることができます。
鉄道史を見ることで、北陸や東北への交通の要だった本県の鉄道の役割を知ってもらおうと、資料館が企画。
会場には東京と新潟を結んだ特急「とき」のヘッドマークや、冬季に修学旅行のスキー列車として東京-石打間で走った準急「ひので銀嶺」の鉄道模型など約60点が並んでいます。
コロナにて新しい生活形式と言われる世の中。
美術館などに行く方はいらっしゃるかと思いますが、こういった資料館の企画展にまで足を延ばしてみてはどうでしょうか。
さて、江南区横越の家I様邸、長期優良住宅WAKURASでは、土台敷きが始まりました。
そして間もなく上棟を迎えます。
上棟というのは地域や大工、工務店などによってその認識に違いがあるようですが、一般的には建築物を建てるにあたり、柱や梁などを組み立ててから、屋根の一番上にある梁を取り付けるところまでを指すといわれています。
棟上げ(上棟)の前にはこれまた重要な土台敷きという工程があり、現在江南区横越の家I様邸、長期優良住宅WAKURASではこちらが行われています。
家づくりの流れを説明される時に土台敷きについてちらっと聞いていたり、名前から何となくのイメージはついても、詳しくは 知らないことが多いと思います。
ですので、今回は土台敷きの内容について 説明していきたいと思います。
土台敷きとは、基礎が出来上がった後 土台や大引を基礎の上に設置する作業です。
基礎の上に基礎パッキンという材料を敷き、 その上に土台を置いて、基礎から出ている アンカーボルトに緊結させていきます。
大引を入れ、束を取り付け、大引の間に 断熱材を入れて剛床を張れば土台敷きの完了です。
ここまでを土台敷きで前もって行うことで、 棟上げ当日は、柱を入れるところから開始できるのです。
最近の工法の一つの特徴として、大引きの上から直接に合板を張り付ける工法が主流となっており、「ネダレス工法」と呼ばれています。
ネダレス工法とは 根太を設けずに大引きの上から厚手の合板(24mm以上)を張り付ける工法のこと、別名「剛床工法」とも呼ばれています。(従来は、床張り作業の前に大引き上に根太という木材を施工してから床張り工事を行っていました。)
根太工法では、大引きの上に根太と呼ばれる木材を一定の間隔で敷いてフローリングの下地としています。
このように土台敷き一つをとっても奥深いものとなっています。
この作業が終わると建て方・上棟と作業が繋がっていきます。
今後もこの工事の進行に沿って紹介していきますので是非ご覧になってください。