基礎が出来上がるとその上に土台を敷いて、「建て方」という構造材を一気に組み上げる工程が行われます。建て方が終わると家の形ができ、高さが出ることによって大きさを実感するのではないでしょうか。建て方が終わると、外壁に耐力面材と呼ばれる板を張っていきます。これによって「家の中」という空間ができ、より大きさを感じるようになるのだと思います。
木工事が進むにつれて、中の壁が張られて建具がつくことで各部屋の大きさも目に見えて感じることになります。お施主様が節目節目の儀式等で現場にいらっしゃるのは、上棟式が終わるとなかなか無いと思いますので、竣工して完了検査で住まいに来た時には、驚きでいっぱいになるのではないでしょうか。これが、住まいづくりの面白いところです。入社をして住まいづくりスタートから建物が完成するまでに図面を作成させて頂いたり、模型を作ったり、携わらせていただいてる現場はこの横越の現場が初めてなので、完成が楽しみでなりません。オーナー様の新築当時のお話を聞いていてみて、改めて建築って面白いなと感じることが出来ました。