新発田市にお住まいの方より雪の影響で小屋の屋根が折れたので見積して欲しいとご相談頂きました。
新発田市は山に近い雪深いエリアです。
早速現地確認をさせて頂いたところ、木造瓦葺き屋根の中央部付近が見事に折れ曲がっておりました。
セメント瓦葺きで築年数は40年以上は経っているようです。
一部瓦が落下し無くなっているヵ所もあります。
このような折れ方をした場合、屋根を一度剥がして、垂木下地からやり直すしか方法はありません。
もちろん雪が載っている状態では工事が出来ませんので、雪が融けてからの修繕となります。
幸い火災保険に加入されておられるとのことでしたので、保険から修繕費が支払われると思いますが、このような損害は結構な修理費が掛かります。
築年数が30年以上経過し老朽化した建物での被害は、今回の大雪で多く発生しております。
さすがに1mほどの雪が屋根に積もったら、昔の建物の場合は雪下ろしが必要ですね。
今回は連続して雪が降り続いた為、下部の雪が固まって重りを増していったことも大きな要因です。
そのままにしておくと雨漏れの原因にもなりますので、一先ず養生を施さないといけません。