【トイレ】
左上のようなタンクにレバーハンドルが付いているタイプのトイレの場合。
停電時でもレバーで水を流せるので問題ありません。(温水洗浄便座の機能は使えません)
次に、右上のようなタンクレス型で普段はリモコンのボタンで水を流すタイプのトイレの場合。
停電時はリモコンが使えないのでいつも通りの方法で使用することができません。
しかし、このタイプのトイレでも以下の方法で水を流すことができます。
①バケツなどで便器に直接水を流し込む
②本体脇などのカバー内にある手動レバーで流す
②の手動レバーは機種によって備わっていないものもあります。各メーカーのホームページで対応機種を確認できますので、チェックしてみてください。水の流し方を紹介した動画もあって分かりやすいですよ。
【給湯設備】
リモコンで操作するタイプのガス給湯器の場合。
“ガス”だから使える?と一瞬思われるかもしれませんが、電源と必要とするリモコンが使えなくなるので停電時は給湯することができません。
一方で、台所の瞬間湯沸かし器や浴室のバランス釜(ふろ釜)電源を必要としないので停電時も使用可能ですが、ここ数年で新築されたお住まいで設置されているケースは稀でしょう。
また、エコキュートなどの電気を給湯エネルギーとする給湯設備の場合も、停電時に新たにお湯を沸かすことはできません。
しかし、停電前に沸かしたお湯がタンクに残っていれば、そのお湯を使うことができます。
ただ、「温度調整などができない」「飲用水にはできない」などの注意点もありますので、取扱説明書やメーカーホームページで確認してみてくださいね。
【ガスコンロ】
ガスコンロは電気を使わないイメージですが、点火時には電気が必要です。ただ、一般的なガスコンロはその電気を乾電池でまかなう電池式なので、停電時でも使用することができます。
しかし、ガスコンロの中にはその電気を100V電源で供給しているタイプがあり、そのタイプのガスコンロは停電時に使用することができません。そういった機器の場合でも、別売りのバックアップ用電池を設置すれば停電時でも使えるので、あらかじめ設置しておいた方が安心でしょう。
■太陽光×蓄電池はいざという時の救世主
【太陽光発電システム】がある場合、あるひと手間で停電時にも電気を使うことができるようになります。
そのひと手間とは、運転モードを「自立運転モード」に切り替えること。
このモードに切り替えれば、停電用コンセント1つあたり1500Wまで太陽光の電気を使うことができます。(通常のコンセントは使用できません)
さらに、太陽光と組み合わせるとさらに安心なのが【蓄電池】。
昼間、太陽が出ている時にしか発電することができないという太陽光の弱点を、蓄電池がカバー。昼間に発電した電気を蓄電池に蓄えておけば、太陽が出ていない夜間・雨天時などにも電気が使えます。
停電は、ある日突然発生します。
いざという時に家族の安全が守れるよう、思い立った時にご自身の住まいを見直してみましょう!
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旗竿地でのびのび暮らす
「いからしさん家」
OPEN HOUSE
会期:2021年1月23日(土)~2月7日(日)
場所:新潟市江南区横越川根町