BLOGスタッフブログ

壁の骨組みとなる間柱や胴縁といわれる材料を組んで地を組み、その上に石膏ボードを張っていきます。

ここまでが大工さんの仕事です。約２日半の工程、大変お疲れ様でした！

あとは壁の仕上げに、弊社おなじみの「和紙」を貼って仕上げ、

最後にロフト床の杉無垢フローリングにまたまた弊社おなじみ「キヌカワックス」を塗って、お掃除し完成です！

さて出来栄えはどうでしょうか！

各部屋に入ると迎えてくれるロフト裏の小梁の表し。

以前より、ロフトを造作した分、暗がり感じてしまいますが、小梁の表しなど視覚的に動きや遊び心があって楽しい仕上がりです。

子供だったらすぐに登りたくなるわくわくロフト付きのお部屋。なんだか憧れますよね。

手すりもすっきりとしたデザインで、使用した越後杉パネルの木目も美しく、空間に溶け込んでいます。

今回ロフトに登るはしごはお施主様の支給品。

北欧系でかわいく、この子供部屋に馴染むのはどれも同じ「木」を使っているからでしょうか。

１０年経った無垢材と新しい無垢材とありますが、色味は違うもののそれぞれの主張はなく、統一されています。

いつまでも変わることなく存在する自然素材「木」という素材は何年後かのリフォームでもこうして新旧組み合あわせることができ、またこれからも変わらずあって、使い続けることができるのがいいところのひとつだと思います。

和紙壁紙はどうでしょうか。

間仕切り壁造作後、他壁に比べ新旧の違い等は出ていますが、雰囲気にさほど変わりはなく、

またこれから同じ時を経て、部屋全体と馴染んでいきます。

大量生産された内装材(床材や壁紙材など)などは流行り廃りで色・柄、一時しか生産されないものも多く、

いざこのようなリフォーム工事となったときに、当時と同じ柄や色がないということもしばしば。

その点、この自然素材「和紙」もまた「木」と同じく、昔からその素材があって流行り廃りに縛られず、使われ続けています。

私たちはご新築をお考えのお客様に、末永く住み続けてもらえる要素のひとつとしてメンテナンスやリフォームのしやすさもご提案しています。

流行り廃りに乗らないこの自然素材は室内環境や心地よさだけでなく、そういったメリットもあるのです。