こんにちは、清新ハウス高井です。
11月より阿賀野市と五泉市で新築工事に着手します!
今回は、その2物件の模型をご紹介。
まずは五泉市2階建のお住まい。
2階建て部分の左右と前部分に3つの下屋があり、迫力のある外観に。
玄関ポーチはseishin-styleでおなじみの板張りに、目隠しとして正面には造り付けの木縦格子を計画しました。
格子なので圧迫感・閉塞感が無く、風も通り抜けるので熱がこもることもありません。
そして、こちらのお住まいは全て片流れ屋根となっています。片流れ屋根は勾配(屋根の傾き)が緩くなるほど屋根裏が小さくなるのでコストダウンに繋がるメリットがあります。
垂木と呼ばれる屋根下地部材を支えるために小屋束という部位がありますが、屋根の勾配が大きくなるほどこの小屋束が長くなっていくので材料費がかかってしまうのです。
他には、太陽光パネルを多く載せられる利点もあり、南面に屋根を向ければ太陽光をより多く集めることができます。
続いて阿賀野市平屋のお住まい。
こちらのお住まいは手前と奥の建物それぞれで屋根形状が違うのがお分かりになりますか?
手前の玄関部は「寄棟屋根」
棟から四方に斜面ができる屋根形状で、どっしりとした重厚感のある見た目になります。
屋根の軒が四方にでるので、外壁が屋根に守られ劣化を抑えてくれるメリットがあります。他には雨が四方に分散して流れるので屋根に耐久性の高いこと、切妻屋根のような2面の屋根に比べると耐風性が高く、雨風のリスクを抑えることもできます。
奥の屋根は「切妻屋根」
本をひっくり返して置いたような形状で、住宅の多くで採用されている屋根形状です。
シンプルな屋根なので、工期が短縮出来るという特徴があり、切妻屋根という形状の関係で、室内の構造が三角形になるので風通しが良く、換気がしやすいというメリットが挙げられます。
デメリットとしては、屋根のない部分には紫外線や雨風の影響で劣化が早まることがあります。
以上、2物件のご紹介と屋根形状の特徴について簡単にご説明しました。
現場の進捗状況もブログで発信していきますのでお楽しみに!