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清新ハウス高井です。

 

今回は地盤調査についてお話しします。

地盤調査とは、建物を建てる敷地が建物の重さに耐えられるか、沈下に抵抗する力をもっているかを調べることを言います。

建物の荷重に耐えられない軟弱な地盤だと建物が沈下してしまいます。ですから建物を建てる前に、沈下しないかを調査して、もし軟弱な地盤と判断されれば、沈下しないような対策をします。これを地盤改良といいます。（地盤改良に関しては次のブログでお話ししますね）

 

 

■地盤調査の方法

住宅の地盤調査には、SWS試験（スクリューウエイト貫入試験）が最も多く使われています。

SWS試験は、地盤に鉄の棒を突き刺してその上からおもりを載せ、おもりによって沈んでいく深さ、または鉄の棒を回転させることで生じる地盤へのめり込み具合を計測します。

まずは鉄の棒におもりを載せていき、おもりの重さだけで沈ませていきます。この沈みを「自沈（じちん）」といいます。5㎏から100kgまでのおもりを載せます。この段階で自沈が深いほど、軟弱な地盤として判断することができます。

 

100kgのおもりを載せても地盤に刺さらない場合、鉄の棒を回転させながら刺し込んでいきます。回転数が多くなるほど刺さりにくい＝硬い地盤と判断できます。

 

上記のようにして、地盤の状態を調査し、地盤改良の有無を判断します。

建物が頑丈でも地盤が軟弱では安心して暮らせませんよね。末永く安心して暮らすために、地盤調査・地盤改良が重要になってくるのです。

 

次回は地盤改良についてお話しします。