清新ハウス高井です。
今日は現場レポートから離れて・・・
みなさん、「高断熱浴槽」という言葉を聞いたことはありますか?
建築前に、設備の仕様選びにショールームへご案内しているのですが、そこでメーカーさんの方からご案内があるかと思います。
お施主様がショールームへ行った後にプレゼンボードや図面などが送られてくるのですが、その中に高断熱浴槽の内容が明記されています。
LIXILのアライズというユニットバスのプレゼンボードには「サーモバスS」と表記されていました。
サーモバスSの浴槽の裏側。
組み立て中の写真です。
高断熱浴槽は、浴槽の外側に断熱材を被せ、専用の風呂フタがセットになっている浴槽のことを言います。
JIS(日本工業規格)が規定する浴槽の高断熱試験において温度低下が4時間で2.5℃以内の浴槽であることが高断熱浴槽の条件です。
従来の浴槽ではお湯張りから4時間で温度が約5℃下がると言われています。JISで定められた高断熱浴槽の基準は4時間で-2.5℃以内の温度変化。サーモバスSはこのJIS基準を上回る、4時間で-2.5℃以下におさえられています。
高断熱浴槽はお湯が冷めにくくなっているので、4時間以内で家族全員が入浴を終えるのであれば全員が温かい湯船に浸かることができます。お子さんが大きくなると一人で入浴するようになり、入浴時間が長くなったり・・・なんてこともありますよね。その度に追い炊きしていてはガス代・電気代が・・・。高断熱浴槽は追い炊き回数を減らすことができ、光熱費の節約にもつながります。
我が実家は追い炊きもなく、昔ながらのステンレス製浴槽なので冬場は温度が下がるのがとても早く、そのたびに足し湯しています。追い炊き機能がある浴槽や、それこそこのサーモバスなんて見ていると実家のようなお風呂仕様は増エネでもったいないという思いしかありません(´;ω;`)