先日ご相談に来られた方のお話です。
ご自身でガチガチにプランされ、使用する材料(一般的にはこだわられない部分や分からない部分)等細かに設定してある仕様書と要望をお持ちいただきました。
拝見すると、ルーフィングメーカーや通気層の取り方と仕組み、換気方法、耐力面材、住宅設備機器メーカーと型式、気密と断熱数値など、広範囲に渡り指定がありました。
久々にこのようなガチガチに計画されている方とお会いしました。
図面と仕様を見た瞬間に私どもは大体その建築コストが分かります。
このようなケース、希望予算と現実に発生するコストは大きな乖離があるものです。
今回も例によって大きな乖離がありましたが、やりたいことを記すことは大事ですが、理想を詰め込むと当然予算が嵩みます。
要望とコストのバランスを取ってうまく提案するのが我々プロです。
プロに相談する前にガチガチに計画すると、その内容が頭から離れず、固定概念が強くなります。
いくらインターネットで多くの情報収取が可能な時代と云えども、素人よりプロの方が情報量もあり、内容の真意がわかります。
インターネットは自社の良い所をPRし、他の製品に対してネガティブな表現をすることが多いものです。
これを使うと結露するとか、耐久性が短いとか、同業他社製品との比較が強調され、情報が偏り、考えも凝り固まって洗脳されている方もいます。
モノや物事には必ず良い所と悪い所があります。
その特性を把握し、最終的に自分に合ったモノは何かとことで選択するべきです。
個人的には合理的なものを選択するケースが多いですが、特にバランスを重視します。(住宅を大きな投資ですから)
つまりイニシャルコストとランニングコストのバランスです。
これから末永く住むのに先々を考えず、今流行っているモノに飛びつき、後で後悔するパターンは良くあります。
家族(子供や親)の変化や将来教育に発生するコストを踏まえ、家づくりは10年20年先を見据えて検討するべきです。
家が完成して住んでみたら『こんなはずではなかった』とならないよう、柔軟な考えで家づくりに望みましょう。
情報収取し、学び、プロの意見を聞き、最終的に自身に合う家づくりとは何かを模索し、建築されることをお勧めします。
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