阿賀町は三川エリアの綱木で空き家になっている古民家を処分したいとご相談を頂きました。
先祖代々続いた明治2年築の歴史ある古民家です。
依頼者は6代目で、昔のことはよくわからないそうですが、建物を見るとその歴史を伺うことができます。
使われている材や、造り方、劣化具合など、おおよそいつ頃にリフォームや修繕をしたか、残置物からその時期を知ることも出来ます。
今回はただ解体して処分するのでなく、構造材をできれば必要な方に利活用して欲しいとのことでした。
そこで古民家おじさんに相談が来たわけです。笑
早速現地確認してきました。
誰も住まなくなり10数年経ったそうです。外観はかなり傷みが激しく、屋根は一部破損し雨漏れが発生しています。
構造材を取り出し利活用するためには、一日も早く解体しなければいけません。
濡れて腐食してしまったら、財がゴミと化します。
やはりメインは居間の井桁に組まれた梁です。
地松や杉で架構された古民家ならではの構造美は美しいものです。
小屋裏を覗くと、生活雑貨用品が結構あります。新築当初は吹き抜けで小屋裏や茅葺まで露わになっていた造りですが、途中で天井を平らにし、小屋裏を形成することは多くあります。
いわゆる屋根裏収納を造っている訳です。
養蚕業を営んでいることが最も多く、床組もしっかりし広さや高さも割とある空間もあります。
ちなみに古民家につきものな虫・・・
それは【カメムシ】です。
凄いですね。
毎日毎日掃除してもやってくるアイツです。
何処からともなくやってきます。
隙間から遠慮なく入ってきます。
しかも潰すと臭いが・・・
廊下や縁側に毎朝死骸が転がっています。
他県の人から聞くと、北信越エリアにしかいない?ようなことを聞きました。
寒い地方か日本海側か?
西日本の古民家にはいないそうです。ホントかな・・・?
ちなみにこれを炒って食べる人もいるそうです。
さすがの古民家おじさんでも、それは無理です・・・
それではこれから解体の段取りを始めたいと思います。
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