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2023/03/11

レジオネラ菌に注意！お風呂のアレも実は繁殖しやすいスポットなんです。

こんにちは

本日は『レジオネラ菌』についてのお話をしたいと思います。

最近、ニュースでも話題になった『レジオネラ菌』。水が豊富な環境を好み、アメーバなどに寄生しながら自然界に生息する細菌のことをいいます。珍しいものではなく身近に存在する細菌です。

レジオネラ菌への感染は、エアロゾル（霧状の水）が口や鼻から体内に侵入し、肺に達することで起こります。人から人への感染は有りません。症状としては主に高熱・頭痛・咳など細菌性肺炎を同じような症状が起こる『レジオネラ肺炎』と発熱・寒気・筋肉痛の『ポンティアック熱』の2つに分けられます。

どこで発生しやすいんだろうと考えた時、一番に思いつくのは温泉などの入浴施設。ニュースになった施設も有名な温泉でしたね。

しかし、前述したように水が豊富な場所に繁殖するレジオネラ菌は公共の場所、家の中…身近なところに生息しているんです。

例えば公共の場所であれば、公園の噴水や土壌に水が長時間溜まっている場所、ビニールシートに溜まった水などが危険です。夏場など日中水の温度が上昇すると菌が繁殖しやすい環境になり、そのエアロゾルを吸い込んでしまうと感染する恐れがあります。

レジオネラ菌に注意！お風呂のアレも実は繁殖しやすいスポットなんです。

そして家の中では、エアコンや加湿器、お風呂でレジオネラ菌が繁殖しやすいです。

エアコンフィルターや内部で発生する結露でも菌が繁殖する可能性が。また外部に出ている排水ホースも定期的にチェックすると◎

お風呂では、特に追い炊き式のものには要注意です。レジオネラ菌が繁殖しやすい温度は20～50℃で36℃前後が最も繁殖する温度と言われています。菌が繁殖するに適した温度を保つため、ぬめりなどが発生しやすくなります。このぬめりにもレジオネラ菌が繁殖します。ですので、毎日お湯を抜いて浴槽を洗い、お湯を張り替えることをお勧めします。また、追い炊き配管にもぬめりが発生することがあるので定期的に配管やお湯の吐き出し口のカバーなどを清掃しましょう。

レジオネラ菌に注意！お風呂のアレも実は繁殖しやすいスポットなんです。