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2023/03/24

洗面室と脱衣室分ける？分けない？

こんにちは

オーナー様宅の竣工写真を見ていたらふと思ったことがありました。

今の北区の現場、昨年12月に引き渡したオーナー様、昨年9月に引き渡したオーナー様の住まいに共通する部分がありました。

それは

洗面室と脱衣室が別々である

ということ。

■昨年9月に引き渡したオーナー様宅

洗面室と脱衣室分ける？分けない？

こちらは廊下の一角に位置する洗面コーナー。LDKに隣接しています。

洗面室と脱衣室分ける？分けない？

こちらが脱衣室。サンルームを兼ねた1坪サイズ。

■昨年12月に引渡したオーナー様宅

洗面室と脱衣室分ける？分けない？

洗面室とサンルームが一体となった約1.8坪のお部屋。

脱衣室はこの隣の部屋で約0.6坪サイズ。

現在新築工事中の北区の現場では、0.5坪の脱衣室に2.5坪（内WC含む）の洗面室兼サンルームという風になっています。

それぞれサイズは違えど洗面室と脱衣室が別々になっていました。この3物件の前の物件では洗面室と脱衣室が一緒になっているものが多かったように感じました。

洗面室・脱衣室を分けるかという論争は住まいづくりを行う誰もが経験あるのではないでしょうか。みなさんはいかがですか？

ふと思えば、趣味：間取り作成の私も洗面台を当たり前のように脱衣室に置いていたなと思います。脱衣室に洗面台って誰が決めたんでしょうね。本当にただなんとなく、脱衣室に洗面台を置いていただけなんですよね。水回りをまとめようっていう気持ちの表れでしょうか…。

洗面室と脱衣室を一緒にしていると起こる問題としては以下のものが挙げられます。

〇誰かが入浴中だと洗面台を使えない

お風呂に入るため服を脱ぐわけです。気心の知れた家族でもお子さんは成長し思春期に入ってしまうもの。そうしたら男女関係なく恥ずかしさというものが出てきてしまいますよね。完全に脱衣室から出てくるまでは洗面台が使用できず時間が無くなったりなど弊害が出てきてしまうのではないでしょうか。

〇来客に脱衣室を見られる

脱衣室には洗濯機が置いてあるお宅が多いと思います。毎日洗濯をまわすお宅もあれば、2日に1回まわす、普段の洗濯物とは別で洗う（ニットなど）ものを溜めていることも多いですよね（私です）。洗面室と脱衣室が一緒だとそれを来客に見られてしまうということになります。

〇収納場所が限られる

大きさにもよりますが、洗面室と脱衣室が一緒だということはその部屋の中には最低限洗濯機と洗面台、収納スペースがあるということになります。洗濯機も洗面台も大きい家電ですからその他フリースペースが狭くなってしまいますよね。体を拭くにも狭いとやりづらい。お子さんが小さく一緒にお風呂に入っているならば2人でそのスペースを使うわけですからもっと狭くなってしまいます。

私のことをお話しすると、アパートでも今の住まいでも洗面室と脱衣室は一緒でした。さらにアパートは洗面脱衣室からトイレに入るという間取り。2人暮らしで心を許している人でしたから入浴中でも入浴後でも関係なく出入りはしていましたが、今はそういうわけにもいきません。誰かが入浴していたら歯も磨けない、手も洗えない、洗濯物も取れないという状況。実は地味にストレスだったりします(笑)

そして、私の一番のストレスが『洗面台の鏡が曇る』こと！！お風呂あがりは鏡を見ながら髪の毛をとかしたりするのですが、曇って見えない！本当にこれがストレスなんです。換気扇を回していても全部の湿気を排出できるわけではないですしどうしても脱衣室に湿気が流れてしまいますよね。そうするとあっという間に曇るんですよ鏡さんは…。マイホームではこれだけは避けたい！そう心に決めています。

あとは洗濯物を干すスペースも検討が必要ですね。洗面室と脱衣室を別々にしたとして今度は洗面室とサンルームが一緒になっている場合、脱衣室は見られることが無いですが洗濯物を干しているところをは見られてしまうことになります。部屋干しをするご家庭も増えている昨今、サンルームの需要は増えてきているのではないでしょうか。全てが別々になっているのが理想ではありますが、面積が増えたり、他の部屋を小さくしなくてはいけなかったりと影響が出てしまいます。

ですので、洗面室兼サンルームとする場合はロールカーテンなどで仕切るのもオススメ。来客がある時だけ閉めて目隠しができるので部屋を分けなくてもいいんです。ちなみにこ知らのオーナー様宅は洗面室と脱衣室が別々になっています。

洗面室と脱衣室分ける？分けない？