こんにちは

 

さて今日は、先日オーナー様宅で照明の追加設置工事を行ったのでその様子をご紹介。

 

 

赤丸の部分、畳上にダウンライト1ヶ所追加のご依頼をいただきました。矢印の付いているダウンライトと配線を繋げて同じスイッチで点灯できるようにします。

 

まずは天井下地の位置を確認。そこで使用するのが下地チェッカー。磁石と針がついているペン型の道具で、天井や壁などに充てて下地がどこにあるかを探すものです。磁石で釘のありかを確認し、方向などを推測します。そして針を刺して目印を打ちます。今回はダウンライトの設置でしたので下地があるとはめ込めないため、ない所を見つけるためのチェックでした。壁などに棚を取り付ける場合は下地があるところが必要になるのでお間違えないように。

そしてすみません、下地チェッカ―はじめて見たものでその作業に感動して写真を撮るのをすっかり忘れました…

 

 

はい、ダウンライト設置のために位置の印をつけた次の工程は穴を開けること。

 

 

俺臆病だから小さめから開けていくねと、少しずつ穴あけを行っていました。決して臆病とかではなくて重要な事なんですよ。いきなり大きく開けてしまうともし下地チェッカーで判断しきれなかった下地や梁などがあったら取り付けることができません。そこを塞いで、また壁紙もはりなおしてという大掛かりな工事になってしまうんです。ですので小さくあけた穴から今回は針金を使って穴付近の天井裏に何かないかを入念にチェック。何もないことを確認して最終的に必要な大きさの穴を開けていきます。

 

 

穴を開けたあとは配線を通す作業。一番最初にお見せした写真の矢印を付けたダウンライトに向けて配線を伸ばします。畑などで使う支柱に配線を括り付け天井裏から差し込んで手探りで伸ばしていきます。天井下地やその他配線などもあるのでそう簡単にはいかなかった作業ですが、通った時には歓声が上がりました。(笑)写真はあるのですが職人さんが恥ずかしいとのことなので控えさせていただきますね。

 

配線が通ればあとはものの5分ほどで配線、取付け完了。

 

 

 

 

この化粧柱の左側は下屋部なので大きな梁があったためこれ以上左には行けず。ただ、できるだけ左に寄せてほしいとの要望をいただいていました。どうでしょう！ベスト位置！オーナー様にも満足して頂けました。

見えない中で手探りでの工事は大変だなと改めて感じました。さすが職人さんです。

 

 

 

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