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2023/06/14

新潟地震から59年。6月16日に新潟市全市一斉地震対応訓練が行われます。

こんにちは

パッとしない天気が続いていて気分もどんよりです…。週末は晴れとの事なので気分も晴れますかね☀

西蒲区巻のお祭りが今週末で、某パークの周年記念パレードが来るのだとか。実は実家が西蒲区の私、丁度お休みなので行こうかなと考えていますが、激混み必至なのでちょっと悩みます(笑)

本日は地震に関することについてお話を。このブログでは何度も地震の対策について触れてきましたが、こういった節目に見直すことってとても重要だと思います。特に教育現場では様々な災害に対する避難訓練が行われますが、社会人になるとそういった機会は激減すると実感しています。

さて、タイトルにあります「新潟市全市一斉地震対応訓練」は、1964年6月16日13時2分に起こった新潟地震の発生日時に合わせて、毎年命を守る行動と災害情報の受け取り方について確認し、災害に備えることを目的に行われています。

新潟市が公表しているパンフレットにも記載がありましたが、地震発生時時刻13時2分に地震対応訓練として、その場で命を守る行動を行い、13時3分に情報伝達訓練として緊急速報メールが一斉に鳴るそうです。

詳細は新潟市ホームページよりご確認ください。

https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/bosai/bousaiaction/jishinkunren/bosai20210616.html

新潟地震では津波、火災、液状化などの被害が出ました。液状化現象により河畔に建つアパート8棟のうち3棟が大きく傾き、うち1棟はほぼ横倒れになったそうです。本日はこの「液状化現象」をピックアップしてお話ししようと思います。

新潟地震から59年。6月16日に新潟市全市一斉地震対応訓練が行われます。

■液状化現象

液状化現象とは、緩く堆積した砂の地盤が地震の振動によって地揺さぶられることで液体の状態に変化すること言います。地下水位の高い砂地盤などで発生しやすく、埋め立て地などが該当します。

液状化現象のしくみは以下の通り。

新潟地震から59年。6月16日に新潟市全市一斉地震対応訓練が行われます。

①地震発生前の地盤は砂の粒同士が結びついています。その粒同士の間を水が満たしていることで地盤を支えています。

②地震発生後、地盤に振動が加わると砂の粒同士の結びつきがなくなり、隙間を満たしていた水に浮いた状態になります。この時水は周りの土に押されることで水圧が増します。

③最終的に砂の粒は沈下して水と分離することで地盤の沈下や亀裂を引き起こします。

液状化により水圧が増した水は、地面の亀裂などから土とともに噴き出す現象も起こります。

液状化現象が起こると建物を支える力も失われてしまうため、新潟地震での被害の様に傾いたり横倒しになったりするのです。新潟地震の際、この液状化現象を想定して当時の耐震基準を上回る耐震性を持たせた新潟駅や新潟市役所は地震の被害が大きくなかったそうです。

液状化のしくみは何となく理解して頂けたでしょうか。つたない説明ですみません(-_-;)

色々調べながらふと思い出したことがひとつ。実家の隣がお寺なのですが、子供のころ境内で遊んでいたときのことです。雨が降った次の日など土の部分って湿ってますよね。水が溜まっていたところではなかったような気がするのですが、土に振動を与えるように手でたたいているとだんだんと水が出てきてぷよぷよとしてきたんです。それを面白がって姉とよくやっていたんですが、もしやこれが液状化現象…？小学生頃の話なのでそれ以来やっていませんが、ちょっと今度実家に帰った際にまたやってみようかな…。

身近で液状化現象を再現することはできると思うので、もし興味があればご自宅の庭などでいかがでしょうか(^^;　自由研究とかになりませんかね(^^;

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