皆さんこんにちは。清新ハウス高澤です。
今週で8月も終わり、来週からは9月に入ります。あっという間ですね。
今週の後半には台風が来るということで、身の安全には十分注意していきましょう。特に家の周りにあるものが飛んでいかないかなど、今一度チェックしておかなくては。
さて、今週は住宅の『メンテナンス』に関する内容をお届けしていきます。家は建てて終わりではありませんし、壊れたらリフォームすることもできますが、それですべてではありません。日々のメンテナンスから傷の修復や手入れなど、できることはたくさんあります。今回は、床材のメンテナンス方法についてお伝えしていきます。
写真は新築工事の際の床張りのときの様子です。
弊社では床材に厚さ30㎜の杉材を使用しています。
この素材はとても柔らかく、木のぬくもりが感じられる一方で、他のフローリングに比べ傷がつきやすいという点に注意が必要です。
そのため、ちょっと何かものを落としたりすると、それだけで傷が残ってしまいます。
床の擦り傷やへこみが見つかったら、たっぷりの水を傷の部分に当ててしばらく時間を置いてみてください。
杉の木材は生き続けています。
呼吸し、時期や湿度などの環境に応じて広がったり縮んだりしますが、水を含むことでだんだんと膨らんで広がっていきます。
これにより、大抵の傷は見ても分からないくらい元通りになります。
不思議なものですが、化学物質にはない自然素材の特質の一つと言えるのではないでしょうか。
汚れや色がついてしまった場合はメラミンスポンジでこすってみてください。
それにより多くの汚れは落ちますが、それでも落ちなければサンドペーパーをかけるのも手です。
ただしこうして汚れを落とした後は、木の表面を削った後になるので表面は白くなります。
その後はキヌカワックスをかけて周囲の木材になじませましょう。
キヌカワックスは100%米油なので、こちらも自然素材ととらえられます。
昔の住宅ではこの米油が使用されていました。
最後に、杉の床板が洗濯洗剤により床が変色してしまう恐れもあります。
そんなときはお酢をかけてみましょう。
アルカリ性の洗剤に対し酸性のお酢の成分が中和し、汚れが落ちるという仕組みです。
新築の床板ってきれいですよね。
末永く大事にしていきたい。
今回は杉の床材のメンテナンス方法についてお伝えしました。
ただ、自分ではどうしたらいいのか分からないような家の中の不具合や設備のトラブルもあるかもしれません。
そんなときは、お気軽に弊社までお問い合わせください。
どんな些細なことでも丁寧にご対応します。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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