こんにちは
私は中央区から通勤しているのですが、毎日通るのが栗ノ木バイパス。
現在高架化工事が行われていますよね。
今朝も工事現場の横をチラ見しながら通ってきたのですが、橋脚にコンクリートを流し込んでいるところでした。
1年ほど通る事が無かったので、進み具合に驚きを感じつつ、完成までじわじわと近づいているなと思いワクワクが止まりません。
さて、余談はここまでに本題に入りましょう。
こちらはあるお宅の屋根の写真です。
棟と言われる屋根のてっぺん部。
そこから鎖が出ています。
鎖がのる瓦には一筋のヒビが。
はい、見ての通り割れています。
この割れの原因としては鎖が関わっています。
これは雪止めをつなげるための鎖だそうで、検索してみても全然ヒットしなかったのですがこういうことになるんだと思います。(雑ですみません)
瓦の雪止めといえば、瓦と一体化になっているこういったものを想像すると思います。
私も鎖タイプがある事はこの時に初めて知りました。
この鎖がなぜ割れの原因なのか、といいますと『点で押される』からなんです。
みなさんは屋根に荷重がかかるとしたら何を思い浮かべますか?
それは『雪』です。
新雪は軽いものですが、毎日降り続くとどんどん積み重なっていきます。
途中に雨が降ったり、逆に晴れて雪が解けると水と雪の結晶が合体、固く重たい重量物になります。
新雪では1㎡あたり50kg、湿った雪だと1㎡あたり500kgともいわれています。こんなにも重さが違うなんて驚きでしかないですよね。
少し話がそれましたが、例えば湿った雪が屋根に積もった時。鎖にも同じだけの荷重がかかります。
鎖が瓦と接しているのは点、その点から集中的に荷重が伝わってしまい、パリンと。
そしてこの割れたところから雨水が入り込み、昔の家では防水紙などは使っていませんからあっという間に建物内に侵入、室内で雨漏り発生となるわけです。
現在台風シーズン真っ只中、そしてこれから雪の季節に移り替わります。
屋根なんて普段目にすることなんてありませんよね。高所だからご自身で上るのも難しい。
ですのでプロに任せて屋根点検を行うことをお勧めします。
事前に不具合が無いか調べて、安心して雪の季節を迎えましょう。
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