こんにちは
今朝ニュースを見ていたら、調理してお鍋に作り置きしていた物で繁殖するという「ウェルシュ菌」による食中毒に注意という話題が挙がっていました。
例に挙げるとカレーやシチュー。
夏場は小分けにして冷蔵庫などにすぐ入れて保管していましたが、気温が下がってくると鍋の中にそのままでコンロに置きっぱなしにしがちですよね。
そうやって鍋の中で温度が下がっていくうちに繁殖するのがウェルシュ菌。
12℃~50℃で繁殖する菌で、芽胞という鎧のようなものを作り、100℃で6時間ほど過熱しても死滅しない、熱に強い菌なのだそう。
昨日丁度夕飯にカレーを作っていて、食べきれる量を作ったのでお鍋はすぐに洗いましたが、今後は余ったら粗熱を取ってすぐ冷蔵庫へ保管したいと思います。
皆様も食中毒にはお気を付けください。
と、余談が長くなってしまいましたが本題へ移りましょう。
本日はシロアリ被害についてご紹介。
秋葉区のお宅にて、玄関框がぶかぶかするというお問い合わせをいただきました。
少しだけ玄関框の表面を剥いでみると
おわかりになりますでしょうか。
空洞がいくつもできています。
そうです、これはシロアリによる被害です。
今回は、框部分を全て解体し、新しい框に入れ替えるという工事を行いました。
工事の為、表面材を剥いでみると
最初に見えていた部分よりももっと広範囲でシロアリ被害を受けていることが分かりました。
見えづらいかもしれませんが、赤丸の部分にシロアリがいます。
右側の丸の方は普通のシロアリ。
左側の丸の方には兵蟻と呼ばれる頭の先に角がついているシロアリがいます。
兵蟻の形を見る限り、おそらくイエシロアリが住みついているのではと推測されます。
シロアリは兵蟻の形によって見分けられることが多いそうですよ。
アップしてみると画質が悪くなりますが、かなりの数のシロアリがこの写真には写っているので見たい方は自己判断でお願い致します。
シロアリに食べられて框内部は空洞だらけのスカスカな状態です。
食べられている部分を撤去して新しい框に入れ替えていきます。
シロアリに食べられて空洞になっているので、ノミを入れるだけで簡単にそぐことが出来ます。ボロボロと木屑が落ちています。
L字框の短い辺から角にかけて被害が一番ありました。
この部分は土台まで切り離し、新しい材を。
それ以外は框のみを取り外して。
そしてこの部分には防蟻処理も行いました。
新築でも使用しているホウ酸という薬剤を吹き付けていきます。
新しい框を取り付けて密着させるために突っ張りを設置します。
これにて框の交換工事は終了です。
床下に潜って床下からの防蟻工事もおこないました。
床下を確認すると、玄関周り以外にシロアリの被害はなかったとの事。
シロアリはどこでも発生する可能性があります。
建物の回りに段ボールなどを放置しているとそこにもシロアリは湧いてきます。
建物周りには木材や段ボールなどシロアリの餌になるような不要物を放置しない様にしましょう。
【モデルハウス公開中!】
NEW!秋葉区小戸上組分譲地内 新「蔵里」OPEN!
古民家から取り出した古材を再利用した新旧融合の新しい住まいの在り方をご体感下さい。
👇👇モデルハウス見学のご予約はこちらをクリック👇👇