~皆さんこんにちは。清新ハウス高澤です。
来週は気温が10度を下回る日もあるそうです。一気に寒くなるということで、防寒着の準備が必要かなと考えていたところです。
工事があるので雪はまだ降らないでほしい、と願っています。
さて、本日は「ステンレス」と「メッキ」の違いについてまとめてみたいと思います。
どちらもよく聞く名前ですが、実際よくわかっていないような、そんな方も多いのではないでしょうか。
現場で職人さんから「メッキよりステンレス釘の方が錆びにくいい」と聞き、どういうことか気になったのですが、調べてみるとまた奥が深いものだと感じました。
大工工事でよく使われるボルトですが、この素材がステンレスなのかメッキなのか、という問題です。
実際は、どちらも似ていることがあり写真では判断がつかないのですが、材質の特徴を学ぶことは建築学において重要なことではないかと思います。
まず、メッキというのは「金属皮膜を素材の上に被せることで、本来その素材にはない表面特製を与える技術」のことです。
ステンレスとよく比較されるのがクロムメッキですが、これはもとの金属の上にシルバーの金属膜で覆われているものです。
クロムが表面を覆うことで腐食に強くなるというわけです。
一方でステンレスとは「クロムを含んだ合金鋼」のことを指します。
つまり被膜ではなく金属そのものです。
ステンレスは主に鉄+クロムでできていますが、中にはニッケルも足してより一層腐食に強くしたものもあります。
つまりどちらも腐食に強いわけですが、メッキの場合は剥がれることで効力を失うため、長い年月で見ればステンレスの方がさびにくいと言えるでしょう。
大工さんのいう「ステンレスの方が錆びにくいムメッキというものもあるそうですが、ここまでくるとなんだか錆にものすごく強そうですね。
ふとした材料の特徴も、後で調べてみると深い学びにつながります。
私は根っからの文系ですが、高校の化学などを学ぶともっと詳しくなれたりするのかな、などとふと思ったりしました。
これぞアクティブラーニングですね。
現場では職人さんたちと相談し、ここの釘はこの素材の方がさびにくくてよい、などといった話をします。
お客様の目には見えない細かいところでも、お客様を第一に考えた施工にこだわって日々の工事にあたっています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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