こんにちは
月曜日の晴れ間はどこへやら。しっかり天気が崩れましたね。
昨日はお休みを頂いていたので、朝から新潟市内をうろうろしていたのですが、9時前は見えていた太陽もあっという間に陰り雨模様。どしゃ降りになった時間もあり前が見えない…とぶつぶつと独り言を言いながら車を運転していました。
今朝ニュースを見ていたら、今週末に雪マークがついているではありませんか!!ついに降るのか?!
タイヤ交換はもう済ませている、車に除雪道具は載っている、長靴もある、手袋もある。急な積雪にもなんとか対応は出来そうです。
雪マークがでてきたということは!気温もグッと下がることが予想されます。気温が下がると懸念されるのが『水道管の凍結』です。
2023年年始の大寒波、その際にも水道管が凍結し水漏れを起こしているとお問い合わせいただきました。
現在、給水管などに使われるのはポリエチレン管・ポリブデン管と呼ばれる合成樹脂製の管が主流になっています。
しかし、昔の住宅では給水管などは鉄管が使用されており、まだその名残で住宅に残っているということが多くあります。
新築現場のUBスペース、土間の上に湾曲して出ている白い管、これがポリエチレン管。
そして、お問い合わせを頂いたお住まいの給水管はというと
鉄管です。年数が経ち、さびが付着しています。
サビて脆くなっているうえ、凍結したことで水道管内の水の体積が増えて膨張し、脆くなったところから水漏れをしたのではないかと推測されます。
今回は外部だけが鉄管になっていたので、この部分のみを新しい給水管に交換します。
内部はリフォームの際に鉄管からポリ管に交換されていた為、そこから外部に向けての交換工事になります。
外壁の一部を切り取り、ポリ管を繋ぎ直します。
下の写真の様に埋設管へつなぎ直して、カバーをして工事は完了です。
鉄管に比べて熱が伝わりにくいポリ管、絶対に凍結しないとは断言できませんが鉄管よりは安心です。まだ他の箇所も鉄管の部分があるので今後注意が必要だとお客様にはお伝えしました。
凍結破損した事例のご紹介をしましたが、皆様も今一度ご自宅の水道管などの状況をご確認ください!
■外部に配管が露出している場合は保温材が破損していないか?
→外部に露出している配管は凍結しやすいです。風当たりの強い建物の北側は特に注意!保温材が破損していると効果を発揮できず凍結する可能性がありますので巻き直したりなどの対策を行ってください。
■給湯器の凍結防止も!
→給湯器の下部は配管が露出している状態と同様です。一般的な給湯器には凍結防止ヒーターが付いていますが、電源プラグを抜いてしまうと機能しませんので絶対に抜かないでください。
もし凍結してしまったら
まずは自然に溶けるのを待ってください。もし水道をすぐに使用したい等の事情がある場合は、蛇口を全開にし、配管にタオルなどを当ててぬるま湯(50℃くらい)をかけて溶かして下さい。
この際、熱湯をかけると水道管が破裂する可能性がありますので絶対にやらないでください。
また水道管が破裂してしまったら、止水栓を締めてすぐに工事業者へお問い合わせください。
止水栓の位置も雪が降る前に確認しておくことをオススメします。
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