皆さんこんにちは。清新ハウス高澤です。
一時的に雪は降ったものの、本格的に積もるのはまだ先なようで安心しています。
ですが、雨が続くと工事が進みにくくなるので、そこは悩みどころです。
東京の方は連日素晴らしい天気なようで、快晴の中のディズニー投稿がインスタで流れてくる度に羨ましくなる今日この頃です。
さて、雨が降り続くと、雨漏れも気になるところですがまた別のトラブルが起こることもあります。
それが「漏電」です。
漏電の原因というのは雨に限った話ではないですが、その仕組みを知っておくと日常での注意の仕方や万一の際の対応も変わってくるものです。
今回は、漏電の仕組みと対処法を中心にお伝えしていきます。
家庭でもよくみかけるようなブレーカーですが、見ての通りかもしれませんがブレーカーは3種類のパーツに分かれています。
写真の左側のスイッチが主電源であるアンペアブレーカーといい、右上にある小さなスイッチは安全ブレーカーと呼ばれています。
さらに、右下のスイッチには漏電ブレーカーと書いており、こちらは落ちたら漏電を疑う必要がある非常に重要な安全装置です。
アンペアブレーカーは使用する電気の総量を、安全ブレーカーは各コンセントへつながる電気を管理しています。
アンペアブレーカーと安全ブレーカーのどちらかが落ちた場合、ほとんどの場合電気の使い過ぎが考えられるので、使用する電気を一時的に抑えるなどで対応できます。
ですが、漏電ブレーカーが落ちてしまった場合、どこかで漏電が起こってしまっていることが考えられるため、注意が必要です。
場合によっては漏電を原因とした火災に発展することも考えられますので、もし漏電ブレーカーが落ちてしまった場合は電力会社や不動産管理会社などへすぐに連絡して対処してもらうようにしましょう。
漏電ブレーカーは回路内の2つの配線で電流の差が生まれると、漏電が発生していると感知して電流を止めるように働きます。
そのため、実際には雷が落ちて地中から別の電圧の影響を受けただけ、ということも起こりえますが、雨が降っているときには雨漏れや水濡れによる漏電に注意が必要です。
雨漏れなどによる漏電とは、雨などにより配線が水に濡れてしまうことで起こる漏電です。
大気中の水は不純物が溶け込んでおり、電気を通しやすくなっています。
通常配線は絶縁体によって覆われていますが、配線やコードの間から水が入り込んだり、劣化したコードが濡れて水を通してしまったり、外にあるコンセントが雨などで濡れてしまったりすると、そこから電気が外部に流れてしまいます。
そのため、コードや電気関係のものが濡れてしまっていないかというのは非常に重要な視点となります。
万が一漏電が起こってしまった場合、すぐに業者や電力会社に問い合わせて対応してもらうのが一番ですが、自分でもできる対処法もあるようです。
それは「主電源と安全ブレーカーをすべて落とし、漏電ブレーカーのみ起動させておき、安全ブレーカーを一つずつ順番に上げていくという方法です。
漏電箇所に当たれば漏電ブレーカーごとばたんと落ちるため、漏電箇所を特定するのに役立ちます。
とはいえ、当たり前ですが電気が知らないところで流れているというのはとても由々しき事態です。
電気代の高騰だけで済めばよいですが、漏電が原因の火災いともなれば大惨事になることは容易に想像できます。
雨の日などは、屋内外で配線が濡れたりしていないか、少し気にかけてみるとよいかもしれません。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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