皆さんこんにちは。清新ハウス高澤です。
朝出勤しようとすると車の窓に雪が積もっていたり、窓が霜で凍っていたりなどしてすぐに動き出せないことがときどきあります。
冬は寒いだけで朝の動き出しが鈍るというのに、車を動かすにも一苦労とは、なかなか厄介な季節だなとつくづく思います。
社会人になるまで、冬の朝の苦労といえば雪が積もったときの除雪くらいにしか思っていませんでしたが、除雪以外にも大変なことはたくさんあるのですね。
さて、ときたま雪も降るようになり、いつ雪が積もってもおかしくないこの季節。
以前消雪パイプを設置したときの様子をお伝えしましたが、今回は実際に起動させるにあたり、地下水を引き上げるポンプについて調べてみました。
地下水はポンプで引き揚げます。
といっても井戸水を手動で引き揚げるわけではなく、コンセントをつないで電動で水を引き揚げていきます。
そもそもポンプというのは、低い場所から高い場所などへ液体を送り出すために使用される機械のことをいいます。
ポンプの仕組みは複雑で、現在様々な種類があるようです。
弊社で設置しているのはこちらの自吸式渦巻ポンプというもの。
操作自体はそこまで難しくなく、元栓を開けて電源を入れて、水がポンプ内にたまったら少しずつバルブを開いてつないであるホースに水を流す、という流れです。「自吸式」「渦巻き」とかっこいいような難しいような、という感じの用語が並んでいますね。
そもそもポンプには大きく分けて、「ターボ型」「容積型」「その他」の分類があります。
ターボ型は機械の中で羽根車を回すタイプ、容積型は空間体積の減少による圧縮作用により液体に圧力エネルギーを与えるもの、と説明されます。
要するに羽根車で回転させるか羽根車を使わずに圧力を生み出すか、ということですね。
そのターボ型の中で、「遠心」「斜流」「軸流」と分かれ、うち「遠心」の中で「渦巻き」「ディフーザー」とさらに分類されるようです。
複雑になってきましたが、要するに渦巻ポンプというのは、「機械の中で羽根車を回して」「バケツに水を入れて振り回すようなイメージで、羽根車から出た水が渦巻きの中をぐるっと一周すると」「水流の速度が落ちる分圧力にエネルギーが変換されて」下にある水が上に押し上げられる力が生み出される、というもののようです。文字にするとやはり難しいですね。
さらに、そこに自吸式という便利機能も付いています。
自吸式というのは、ポンプに都度水を入れる(呼び水)作業をしなくとも勝手にポンプの作用で水が引き上げられる仕組み、とまとめることができます。
手間が省ける便利な機能とまとめられそうです。
今回はポンプの仕組みについて触れてみましたが、本来はその使用用途によっていろいろな種類のポンプを使い分けるようです。
つまり、弊社ではポンプを消雪のために利用し、井戸も任意の位置に固定した打ち込み井戸というタイプなので、「打ち込み井戸では打ち込んだパイプをそのまま吸水管に利用するためこの自吸式ポンプを採用する」ことからこのタイプであると説明できそうです。
池を作って水を入れるなど別の用途では使用するポンプのタイプも変わってくるそう。
もうますます難しくなってきました。
ですが、将来庭工事や池、水槽などを考えるのであれば必要な知識となってきそうでもあります。
雪が積もらなければポンプが活躍することもないですが、雪国であるからこそポンプや消雪のためのホースの設置について触れられたと考えれば、雪国ならではと前向きにも考えられます。
ですが、雪が積もる前には消雪パイプで対策したいものです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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