皆さんこんにちは。清新ハウス高澤です。
前回は「断熱材」をテーマに取り上げました。
しかし、住宅はただ単にきっちり内部から逃げる熱を遮断していればオールオッケーというほど甘くはありません。
また、内部とは別に外部からの雨風についても入念な対策を講じる必要があります。
でないと外から雨風が入ってきて大変住み心地の悪い家になってしまいます。
そこで、その双方の問題解決に役立つのが、今回ご紹介する「防水シート」というものです。
今回は防水シートの役割と効果を深堀りしていきたいと思います。
こちらの写真にある通り、外壁材の下に張ってあるのが防水シートです。
前回の吹き付け断熱材はこのシートの内側になります。
防水シートには「透湿防水」と書いて…ありませんでしたが、こちらの防水シートにもその機能はばっちり備わっています。
防水はその名の通り、表面の外壁材から侵入してきた雨水を室内に通さないようにする役目ですが、この「透湿」というのがミソのようです。
つまり、「内側から発生する湿気は外に逃がす」ことにより「壁内での結露を防止し」「内側からの腐敗を防止する」のです。
言われてみれば納得ではありますが、科学的によく考えられてできているものだといつも驚嘆です。
そうした特性を持つ防水シートですが、特に有名なものが「タイベック」というものです。
タイベックは特殊な加工をしたシート素材の名称で、建築現場でよく使われています。
ちなみに素材は高密度ポリエチレンだそうです。
建築には現代の科学技術が細部にまで詰まっています。
防水シート一つからでも、その一端がよく分かりますね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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