皆さんこんにちは。清新ハウス高澤です。
今年の節分は2月2日でした。普段は3日なのですが、今年だけたまたま2日だったようです。
ちょうど2日が日曜日であることもあり、この土日は節分の伝統行事やスーパーの恵方巻で大賑わいでした。
今年は西南西から福が訪れますように。
さて、今回のテーマは土佐和紙です。
弊社でも定期購読している倫理研究所の月刊誌に土佐和紙の歴史が特集で組まれていましたので、そのご紹介です。
弊社でも建築工事で用いる土佐和紙ということで、使う建材について詳しくなることは知見の深まりにつながります。

土佐和紙の製作が盛んな地域として、高知県いの町があります。
この地域は、仁淀川という水質が良好で透明度の高い青く透き通った河川が流れる、自然豊かな土地です。
そして温暖で多湿な気候が、和紙の原料である楮(こうぞ)や三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などの栽培に適していたことから、古来より和紙作りが盛んに行われてきました。
文献上の記録によれば平安時代から朝廷へのお供え物として和紙が作られていたようで、江戸時代には土佐藩の重要な財源となっていました。


そんな土佐和紙ですが、その特筆すべき点はなんといっても薄さです。
現在では厚さが0.03mmで世界一薄い和紙であり、別名「カゲロウの羽」とも呼ばれ重要無形文化財にも指定されています。
伝統が紡ぐ日本ならではの素材としての土佐和紙でした。
住宅に土佐和紙を使用するというのも、歴史を知ると一層趣深いものと感じられますね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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