こんにちは
道路の雪は完全に溶けて、スニーカーでも外を歩けるようになりましたね。
自宅周りはスニーカーで大丈夫なのですが、会社まわり(主に駐車場)はスニーカーで行けるのか…という疑問というか不安がありまして。
まぁ準備しておくに越したことは無いと家を出る時はスニーカー、車の中に長靴とショート丈のレインブーツを用意してきました。
私自身心配性なのでなにかと荷物が多いのですが、こうやって車の中にも物が増えていくんですね、どうにもなりません(笑)
いざ会社に到着すると、駐車場周りは雪が残っていてさすがにスニーカーでは心もとない…。
ショート丈のレインブーツに履き替え出勤しました。
備えあれば憂いなし。
しかし荷物を減らしていきたいと常々思っている私なのでした。
では余談はここまでにして、本日は「落雪」のお話を。
大寒波到来から1週間。
道路脇には除雪された雪が残っていますが、路面は見えているので運転に支障はありません。
天気予報によると、今週後半は3月並みの暖かさになるとか。
それはありがたいですが、危険な面も。
暖かくなると進んでくる「融雪」です。

まずは、まだまだ家の周りを除雪したりすることがあるかと思いますが、どんな時でも「上からの落雪」には十分注意しておこなってください。
最近では、屋根の上で雪が溶けるようあえて緩勾配にしたり、雪止めアングルなどを付けて落雪しづらくしたりと様々な対策が取られていることが多いです。
しかし対策をしていてもそれは完全ではないので、落雪は起こるものと考えてください。
屋根からの落雪は、最初は建物付近に落ちますが、その後段々と遠くに流れ落ちていきます。
また屋根勾配が大きくなるとともに落雪のスピードは速くなります。
屋根に太陽光パネルなどがついていると、より雪が滑りやすくなるため注意が必要です。
雪は時間がたつごとに重く硬くなっていきます。
そんな物体が数m上の屋根から落ちてきたらどうでしょう。
人に当たれば命に係わる危険なものになりますし、毎年落雪でカーポートなどのパネルが割れたというお問い合わせも頂くほど被害が出る自然現象です。
積雪後、気温が上がったり雨が降った時には滑りやすくなり、落雪の危険性も高まります。
なるべく軒下には近づかない様にして、どうしても通らなければいけないときなどは頭上に十分注意して通るようにしてください。
最後に落雪対策のご紹介を。
■雪止めアングル
屋根に横向きに設置する棒状の金具です。

棒状で横一直線に設置されるため、雪止め金具と異なり隙間なく少量の雪でも受け止めてくれます。
雪止め金具は屋根に等間隔に設置される金具で、それぞれの間に隙間が出来てしまいます。
そのため、雪止めアングルの方が落雪対策としては高い効果を発揮します。
■スノーメルトフェンス
軒先に設置するフェンスタイプの雪止めです。

雪が流れて出来る雪庇の防止や、雪が巻き込まれて雨樋に負荷がかかり破損する等を予防できます。
金属屋根はもちろん、瓦屋根でも設置が可能です。

雪庇
既に雪止めが設置されているお住まいも多いかと思います。
ドカ雪で雪の重みに耐えきれず雪止めアングルが破損してしまう事もありますので、雪が無くなったら屋根上点検などをオススメします。
弊社でも点検を承っておりますので、お気軽にご相談ください!
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