皆さんこんにちは。
2月下旬にまた寒波が来るとこないとか。
昨晩雪が降ってきたときは、どうか積もらないでくださいと願っていましたが、今朝になってみると道路がうっすらと白くなっていたのみで積雪とまではいかなかったようで、ほっと一安心でした。
さて、たまには時事ネタについて取り上げてみたいと思います。
少し前のニュースですが、仙台市のマンションで本来あるはずの「構造スリット」がほとんど見られなかった、という問題が起こりました。
一体何が問題なのか、詳しく見ていきましょう。
まず、構造スリットとは、RC構造において柱などの主要構造部と壁面の間に設けた隙間のことを指します。
小さな隙間をあえて作ることによって耐震性を高める技術であるようで、阪神淡路大震災後に普及した耐震設計の内の一つなのだそうです。

マンションなどの大規模の建物は、崩れた時の被害が大きいので、新築同様耐震性が重要です。
しかし、仙台市のマンションで、この構造スリットが、設計上80か所以上あるはずのところ、東京の会社が調査したところ、そのほとんどの場所で構造スリットがなかった、とのことです。
そのマンションの建築時は20世紀で、建てた人たちが構造についてよく理解していなかった、という説が浮上しています。
真相はともかく、これは非常に危険な状態で、そのマンションは施工会社が責任をもって建て替えるそうです。
欠陥に対応できる大手ゼネコンでよかったですね。
このように、設計、建築した建物の構造に問題があるとなると、それは非常に由々しき事態です。
同じ業界に携わる者として、自分たちが作ったものに欠陥がないかどうかよく確認して、絶対にトラブルが起こらないようにしないととニュースを見て思いました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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